すずめ。
すずめを昨日、保護しました。
朝、ひっきりなしに鳴き続ける小鳥の声で目を覚ましました。
外から聞こえる。
子供たちが飼っている、インコではないようです。
外は土砂降りの雨。
鳴き声をたどると、雨を逃れて軒下でうずくまるすずめのひな!。
どうやら巣立ちの途中のようです。
雨は降っているし、
しばらく様子をみましたが親鳥の気配はないし…。
野生のものに手を触れると、なかなか還すのがむずかしい。
でも、雨に濡れながら鳴き続けるひなをほってはおけず、保護しました。
いそいで、練り餌をつくり、食べさせます。
なかなか食べてくれない。
即席で巣をつくり、湯たんぽで温めます。
それでも、だんだん弱っていきます。
餌を少しづつやりながら、一晩過ごしました。
朝起きると、鳴いている!。
良かった。生きてる。
餌も少し食べた。
調べたところ、すずめは何日もかけて巣立ちをするそうです。
ひなとはぐれたら、親鳥は根気よく探し続け、
見つけ、ひなのいる場所で世話をするようす。
幸い、今日はいいお天気。
ためしに窓辺にひなを置いて、外に鳴き声がよく聞こえるようにしました。
すぐに!。
親鳥がやってきた。
よし!親に返そう。
巣箱ごとそっと外に出してみました。
巣から、出ていくひな。
心配して学校に行きたがらない子供たち。
巣立ちを子供たちに任せたかったなぁ!と思いながら、送り出します。
鳴き声を聞きつけて、親鳥がやってきた。
小さいですが、フェンスの上です。
気配を消して、家の中から写真を撮ったので、見えにくいです。
少ししたら、親鳥が餌をあげ始めました。
でもひなは体力が無くて、親鳥についていけません。
どうなるのでしょうか。どうしたらいいのでしょうか、わたし。
ここで力尽きたとしても、それが自然という考え方もあるのでしょうが、手を出してしまったのはわたしです。
う~ん。
心配ですが、親鳥はずっとついて餌をあげ続け、声をかけ続けています。
がんばれ、すずめ!
丸一日たった後でも、鳴き声を聞きつけるとすぐに飛んできた親鳥。
根気よく、そばに付き添い世話を続ける親鳥。
しばらく見守ります。
※野鳥に詳しい方いらっしゃったら、アドバイスお願いします。
追記。親すずめはせっせと餌を運んでは、ひっきりなしにひなに与え続けていました。ほかのすずめが来たときは、体をぶつけて追い払い…。守られ体力を取り戻したひなは、ある時羽ばたいた!。ちょっとずつちょっとずつ、休みながら、やがて親鳥と去っていきました。行け!たくましく。元気でね。
↓読んでくださってありがとう。