帯合わせが解らない!! 塩沢織
蝉が鳴いてます。夏ですね~。
今日は着物のお話です。
ひろちゃんは着物ラブ♡ですが、着物素人です。
(へんな言葉使いですが、ニュアンスは伝わるでしょうか)
先輩ブロガーさんのページにお邪魔しては、
「はぁぁ♡」と素敵コーデにうっとり、
「なるほど!」と知識や情報にひとりうなづく。
いつも至福の時を過ごさせていただいてます。
基本の着付けや知識は、ほとんどが祖母ゆずり。
昨冬97歳の大往生で他界した祖母は、娘のころ日常着として着物を着ていた世代でした。
日常着ですのでゆる~い感じです。
「おばあちゃん!お太鼓がきれいに出来ひん!」
「・・・羽織着ていき~」
「身幅があまるよ~」
「腰のところでぴっと折っとき。」とこんな調子でした。
お陰様で私も着物を着ることにハードルがひくく、日常着として楽しめています。
だもんでワードローブは幼い時から誂えてもらったもの、母やおばたちからのお下がりで構成されています。
だいたいTPOや帯合わせは把握できています。
そのワードローブに昨年大きな変化が!
嫁ぎ先の母がなくなり、形見分けでたくさん着物をいただいたのです。
しかし難問が!
秋のお彼岸に義父に着て見せてあげたいものがあるのですが、帯合わせが解らない。
たとう紙には義母の字で『塩沢織』と書いてある。
モノトーンのその着物は、単衣仕立てで訪問着の柄のようです。
着物素人の私には、コーディネートが難問だよお母さん。
ちょうど悉皆さんに行く機会があったので、震える手で証紙を握りしめて行きました。
いつもお願いしている悉皆さんは京都の二条にあり、とても親切で頼りになります。
訪問着と言っても織なので、普段着として自由に着たら良いですよ~、とのこと。
絽などの夏帯はもちろんOK、軽めの八寸や九寸で大丈夫ですよ、とのこと。
最近は暑いので、この生地ならば10月に入っても着れますよ。
洒落袋でもおしゃれやし、白地の塩瀬もすっきりしそうで好きやなぁと爽やかにおっしゃいました。
それならば!
お彼岸とはいえ、地味すぎる・・・。
う~ん。まだありでしょうか。
洒落袋で秋に向けて。
まだまだ難問が続く、夏の日です。
楽しいな♡。
いつもありがとうございます。